人間とはこの世の欺瞞的空間にまみれ、利己的で残酷な生きものだ。人間は潜在的にそういうものを持っているのかもしれない。この作品はそんな今の世界、いや、空間とでも言うべきなのか、そんなこの世の存在を非現実的ではあるが描写していたような気がします。僕たちは目に見えないものに不安を抱え、目に見えないものに恐怖を感じる。世界の破滅など実際に目でわかる者はそのことにたけている人でない限りわからないだろう。そんなとてつもなく大きな恐怖とういものが見えないというものは恐ろしいものだ。そう、かがりのように。
しかし、彼女は恐怖でもあり、希望でもあった。闇と光を同時に兼ね備えていた。表は光で裏は闇。裏返して見れば簡単に変わる。考えい方もその存在の意味も。僕たちの生きているこの世界に共通の希望の光というものはあるのだろうか。それぞれ何に生きる希望を見出し、己の命にその希望の光を注ぎ込んでいるのか。僕は時々わからなくなる。それがホモ・サピエンスの脳だからだというのなら僕は少し安心するかもしれない。瑚太朗のように誰かのために何かをすれば自ずとわかるのだろうか。彼は正直あの優柔不断とういうか、バカというか、なんというか、自分に似ていてムカついた。いや、彼の方が正直な生き方をしていたからムカついたのかもしれない。
この世界は因果関係でなりたっているらしい。そうならば僕たちの周りのものはすべて先人達が作り上げた結果の証、とでも言うべきか。では、現世の人間がそれら壊していいものなのか。時が経てば僕たちも先人になりかつていた三次元の世界を空間の外から見ることになるだろう。僕はこの一つのサファイヤのような星が輝きを失わないでほしいと思ってる。だから継続してほしい。現世に生きる人々の小さな希望は先人たち、先祖の希望も一緒に受け継いでいるのだから。この欺瞞の闇に満ちていく世界をどうか照らしてほしい。
なんか読書感想文みたいになってしまった・・・
ボク的に一番よかったのはルチアかな。(ポニーテールは個人的に得点高い)内容も最後のシェルター暮らしはちょっとあれでしたけど、最後の向日葵はやってくれましたね〜って感じでした。静流ルートもいい話でした。っていうかカッコ良かった。あとボク的にこの作品でのMVPは咲夜ですね。マジでカッコ良すぎ。桜の花弁が似合う男ってなんであんなにカッコいいのかな。朱音は中盤がちょっときつかった。文章が。小鳥はギャグのセンスがちょっとお寒い感じあったけど、学校では滑りそうなのばっかだったけど、僕は爆笑でした。爆笑といえば吉野くんは最高でした。おもしろいし、熱いし、やるとこで何気やってくれるし、いままでのkeyの主人公のお友達キャラとは違ったけど、僕はどっちもいいと思います。吉野君は特別賞ですね。小鳥ルートでは内容もよかったですけど、もう少し頑張ればもっと感動できるルートになったのではないかと思います。今回はホントにボリュームありました。でも、僕は多めの方が好きなので全然よかったです。音楽もとてもよかったです。やなぎなぎさんのあの歌声は神でした。
僕も自分の力を書きかえられたらいいなと思います。でも、いくら、どんなに力を得たって、書きかえたって意味がないのかもしれない。自分自身の心を書き変えないと。運命は書きかえることができないかもしてないけど、明日を生きるための希望を見出し、それを今生きる糧にできたらいいと思う。そうしたら、必然的に運命も書きかわっていたりし。